独特の強い香りと味が魅力的なコーヒー。食後にカップ一杯もコーヒーを飲めば、コーヒーの良い香りで口臭も一掃されるような気がします。

しかし、このコーヒーが口臭の元になることがあります。

コーヒーが口臭の元になる原因は、コーヒーを飲むことによって、口の中が酸性に傾くからです。また、カフェインによって唾液が抑制されるため、口の中の不快指数は上がってしまうのです。また、コーヒーの中に入っているコーヒー豆の微粒子も口臭の原因となります。

上記の特性が、コーヒーを飲むと口臭が発生してしまう原因になります。 コーヒーを飲んだ直後はコーヒーの香りで口臭が消えた気になってしまいますが、時間が経つにつれ、舌に付着した微粒子などが、嫌な匂いを発生させてしまうのです。

しかし、この舌乳頭についた微粒子は、時間が経過すると自然に消えるものです。 この微粒子が無くなると、口の中のＰＨ値が元に戻り、唾液も分泌率が上がり、自然と口臭はなくなります。

コーヒーによる口臭の予防策は、水を飲むことです。

コーヒーを飲んだ後、コーヒー豆の微粒子を取ることを意識して、舌を口の上でゴシゴシこすって掃除すれば、口臭が軽減されます。何度か上記の動作を繰り返した後に、最後に水を含んだ時、口の中でコーヒーの味がしない事を確認します。
その時、コーヒーの味が舌に残っていたら、口臭が残っている可能性があるので、上記の動作を繰り返しましょう。

コーヒーを飲んだ後、歯磨きをするには絶対やめましょう。

コーヒーで口の中が乾燥しているため、歯磨きをすると余計に乾燥してしまい、口臭の原因となります。 また、コーヒーの臭いと歯磨き粉の臭いと入り混じって余計嫌な匂いを招きます。