虫歯や歯周病は、口臭の原因になります。こまめに歯磨きをし、清潔な口内を保つことで虫歯や歯周病を防ぐことで、口臭も予防できます。

起床時と空腹時、口臭は強くなります。 起床時は、睡眠中に唾液の分泌が減少して、口の中の自浄作用が低下することが原因です。口の中の粘膜が乾燥して粘膜上皮細胞が剥がれ落ち、そのカスが口臭を発生させます。 また、口の中に食べ物のカスが残っていると、睡眠中に分解・発酵して嫌な臭いが発生します。 起床時の口臭は、歯磨きや食事による唾液の分泌で解消することができます。空腹時も口臭が強くなるので、食事を抜くことなく、正しい食事習慣を身につけることも大切です。

牛乳は、魚や肉などの生臭さやニンニクなどの臭いの強い食材を食べた後の口臭を消すのに役立ちます。 牛乳には、たくさんのタンパク質が含まれており、臭いの元となるアシリンという成分を胃の中で包み込んでくれるため、臭いが和らぎます。 また、牛乳は食前または食事中に飲むのが効果的です。

梅干しを食べると、梅干のクエン酸が、口の中の細菌を殺してくれる働きがあるからです。また、梅干のすっぱさによって唾液の分泌も促進されるので口臭予防になります。

お茶には、カテキン類やビタミン類、フラボノイドなどの成分が含まれています。カテキンには、口臭、体臭の消臭作用があります。さらに、フラボノイドにも消臭、抗菌作用があります。このため、お茶を飲むことでカテキンとフラボノイドが摂取でき、口臭予防になります。また、お茶には、虫歯の予防に効果的なフッ素も含まれています。

タブレットにはさまざまな種類があり、お腹の中から消臭成分を発生させるものや口の中と舌の洗浄をしてくれるものなどがあります。カプセル状の胃で溶けるタイプのタブレットは、消化の際に発生する臭いの元を消臭してくれるので最も効果的です。タブレットは、臭いを匂いで覆いかぶせる効果もあるため、即効性があります。

マウスウォッシュは、歯磨きで磨き残した細菌を殺して、洗い流してくれます。さらに、薬用マウスウォッシュは消臭効果もあるので、歯磨きと合わせるとより口臭予防に効果的です。また、マウスウォッシュは舌の洗浄にも効果的です。